MotoGP第4戦チェコGP、Moto3クラスは、チェコのブルノサーキットで2日目の予選を行ない、ラウル・フェルナンデス（KTM）が2分08秒372でポールポジションを獲得した。

　フェルナンデスはFP3でトップタイムを記録。フリー走行総合トップでQ2に進んだ。フリー走行総合15番手以下のライダーにより争われたQ1でトップタイムを記録したのはトニー・アルボリーノ（ホンダ）。Q1上位4名のライダーを加えた18名のライダーによって、気温37度、路面温度46度のドライコンディションで、Q2は争われた。

　フェルナンデスはセッション開始6分すぎ、1回目のコースインの計測1周目に2分08秒372を記録。このタイムを上回る者はおらず、グランプリ参戦通算31戦目で初ポールポジションを獲得した。

　2番手に2分08秒583でガブリエル・ロドリゴ（ホンダ）が続き、2戦連続となるフロントロウを獲得。鈴木 竜生（ホンダ）が3番手に続いた。鈴木はフリー走行総合10番手でQ2に進み、Q2では2分08秒708を記録して3番手を獲得。開幕戦から続いていた連続ポールポジション獲得記録は3でストップしたものの、開幕戦から4戦連続でフロントロウから決勝に臨む。

　小椋 藍（ホンダ）はフリー走行総合3番手でQ2に進み、Q2では2分08秒773を記録して4番手を獲得。5番手に2分08秒801でデニス・フォッジア（ホンダ）、6番手に2分08秒864でジェレミー・アルコバ（ホンダ）、7番手に2分08秒969でランキングトップのアルベルト・アレナス（KTM）が続き、Q1トップのトニー・アルボリーノ（ホンダ）が2分09秒061で8番手となった。9番手に2分09秒205でロマーノ・フェナティ（ハスクバーナ）が続き、國井 勇輝（ホンダ）がグランプリベストグリッドとなる10番手。國井はフリー走行総合12番手でQ2に進み、Q2では2分09秒414を記録して10番手を獲得。

　鳥羽 海渡（KTM）はフリー走行総合7番手でQ2に進み、Q2では2分10秒181を記録して16番手。山中 琉聖（ホンダ）はフリー走行総合11番手でQ2に進み、Q2では2分11秒697を記録して17番手。佐々木 歩夢（KTM）はフリー走行総合22番手でQ1に進み、Q1で記録した2分10秒567でセッション14番手、予選総合28番手から決勝に臨む。


MotoGP第4戦チェコGP Moto3クラス2日目予選総合結果
１ ラウル・フェルナンデス（KTM） 2分08秒372（Q2）
２ ガブリエル・ロドリゴ（ホンダ） 2分08秒583（Q2）
３ 鈴木 竜生（ホンダ） 2分08秒708（Q2）
４ 小椋 藍（ホンダ） 2分08秒773（Q2）
５ デニス・フォッジア（ホンダ） 2分08秒801（Q2）
６ ジェレミー・アルコバ（ホンダ） 2分08秒864（Q2）
７ アルベルト・アレナス（KTM） 2分08秒969（Q2）
８ トニー・アルボリーノ（ホンダ） 2分09秒061（Q2）
９ ロマーノ・フェナティ（ハスクバーナ） 2分09秒205（Q2）
10 國井 勇輝（ホンダ） 2分09秒414（Q2）
11 アンドレア・ミーニョ（KTM） 2分09秒518（Q2）
12 ニッコロ・アントネッリ（ホンダ） 2分09秒565（Q2）
13 ジャウマ・マシア（ホンダ） 2分09秒566（Q2）
14 ステファノ・ネパ（KTM） 2分09秒655（Q2）
15 ダリン・ビンダー（KTM） 2分09秒886（Q2）
16 鳥羽 海渡（KTM） 2分10秒181（Q2）
17 山中 琉聖（ホンダ） 2分11秒697（Q2）
18 ジョン・マクフィー（ホンダ） No Time（Q2）
19 デニス・オンジュ（KTM） 2分10秒017（Q1）
20 フィリップ・サラック（ホンダ） 2分10秒030（Q1）
21 バリー・バルトゥス（KTM） 2分10秒084（Q1）
22 カルロス・タタイ（KTM） 2分10秒120（Q1）
23 リカルド・ロッシ（KTM） 2分10秒142（Q1）
24 セレスティーノ・ビエッティ（KTM） 2分10秒222（Q1）
25 アロンソ・ロペス（ハスクバーナ） 2分10秒292（Q1）
26 マクシミリアン・コフラー（KTM） 2分10秒383（Q1）
27 セルジオ・ガルシア（ホンダ） 2分10秒514（Q1）
28 佐々木 歩夢（KTM） 2分10秒567（Q1）
29 ジェイソン・デュパスキエ（KTM） 2分11秒173（Q1）
30 ダビデ・ピッツオーリ（KTM） No Time（Q1）
31 カイルール・イダム・パウィ（ホンダ） No Time（Q1）