MotoGP第3戦アンダルシアGP、Moto3クラスは、スペインのヘレスサーキットで2日目の予選を行ない、鈴木 竜生（ホンダ）が1分45秒410でポールポジションを獲得した。

　Moto3クラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはアンドレア・ミーニョ（KTM）。フリー走行総合15番手以下のライダーによって争われるQ1で佐々木 歩夢（KTM）がトップタイムを記録。フリー走行総合上位14名と、Q1上位の４人を加えた18名のライダーによって、Q2は気温33度、路面温度53度のドライコンディションで争われた。

　鈴木はフリー走行総合7番手でQ2に進み、Q2ではセッション終盤のラストアタックで1分45秒410のトップタイムを記録。開幕戦から3戦連続ポールポジションを獲得した。3戦連続ポール獲得は018年のホルヘ・マルティン以来、日本人ライダーの3戦連続ポールは2001年の宇井陽一以来となる。

　2番手に1分45秒695で小椋 藍（ホンダ）が続き、日本人ライダーが予選ワンツーを獲得。小椋はフリー走行総合4番手でQ2に進み、Q2では1回目のアタックでリーダーボードのトップに立つ。2回目のアタックでタイム更新はならなかったが、昨年のアラゴンGP以来、通算3度目となるフロントロウを獲得した。日本人ライダーの予選ワンツーは、昨年のドイツGPの佐々木と鳥羽以来となる。

　3番手に1分45秒706でガブリエル・ロドリゴ（ホンダ）が続いた。2連勝中でポイントリーダーのアルベルト・アレナス（KTM）が1分45秒919で6位。


　鳥羽 海渡（KTM）はフリー走行総合6番手でQ2に進み、Q2では1分46秒303を記録して予選12位。佐々木はフリー走行総合15番手でQ1に進み、Q1ではトップタイムでQ2に進出。Q2では1分46秒870を記録して予選16位。

　山中 琉聖（ホンダ）はフリー走行総合23番手でQ1に進み、Q1で4番となりQ2に進出Q2では1分46秒926を記録し予選17位。國井 勇輝（ホンダ）はフリー走行総合18番手でQ1に進み、Q1では僅差の5番手となり、Q2進出を逃したが、Q1で記録した1分46秒583で予選19位。


MotoGP第3戦アンダルシアGP Moto3クラス2日目予選総合結果
１ 鈴木 竜生（ホンダ） 1分45秒410 （Q2）
２ 小椋 藍（ホンダ） 1分45秒695 （Q2）
３ ガブリエル・ロドリゴ（ホンダ） 1分45秒706 （Q2）
４ ラウル・フェルナンデス（KTM） 1分45秒893 （Q2）
５ トニー・アルボリーノ（ホンダ） 1分45秒917 （Q2）
６ アルベルト・アレナス（KTM） 1分45秒919 （Q2）
７ ジェレミー・アルコバ（ホンダ） 1分46秒057 （Q2）
８ ジョン・マクフィー（ホンダ） 1分46秒061 （Q2）
９ セレスティーノ・ビエッティ（KTM） 1分46秒186 （Q2）
10 ジャウマ・マシア（ホンダ） 1分46秒258 （Q2）
11 カルロス・タタイ（KTM） 1分46秒297 （Q2）
12 鳥羽 海渡（KTM） 1分46秒303 （Q2）
13 セルジオ・ガルシア（ホンダ） 1分46秒326 （Q2）
14 デニス・オンジュ（KTM） 1分46秒416 （Q2）
15 フィリップ・サラック（ホンダ） 1分46秒639 （Q2）
16 佐々木 歩夢（KTM） 1分46秒870 （Q2）
17 山中 琉聖（ホンダ） 1分46秒926 （Q2）
18 アンドレア・ミーニョ（KTM） 1分47秒248 （Q2）
19 國井 勇輝（ホンダ） 1分46秒583 （Q1）
20 ニッコロ・アントネッリ（ホンダ） 1分46秒616 （Q1）
21 ロマーノ・フェナティ（ハスクバーナ） 1分46秒808 （Q1）
22 ステファノ・ネパ（KTM） 1分46秒917 （Q1）
23 デニス・フォッジア（ホンダ） 1分46秒939 （Q1）
24 マクシミリアン・コフラー（KTM） 1分47秒016 （Q1）
25 ダリン・ビンダー（KTM） 1分47秒143 （Q1）
26 カイルール・イダム・パウィ（ホンダ） 1分47秒149 （Q1）
27 リカルド・ロッシ（KTM） 1分47秒390 （Q1）
28 ジェイソン・デュパスキエ（KTM） 1分47秒485 （Q1）
29 バリー・バルトゥス（KTM） 1分47秒559 （Q1）
30 ダビデ・ピッツオーリ（KTM） 1分48秒037 （Q1）