ドイツGP、オランダGP、フィンランドGPのキャンセルが発表
2020/04/29
FIM(国際モーターサイクリズム連盟)は4月29日、IRTA(国際ロードレーシングチーム連盟)、ドルナスポーツと共に、6月19日から21日にザクセンリンクで開催を予定していたドイツGP、6月26日から28日にTT・サーキット・アッセンで開催を予定していたオランダGP、7月10日から12日にフィンランドにある新設サーキットのキュミリングで開催を予定していたフィンランドGPのキャンセルを発表した。
ドルナスポーツCEOのカルメロ・エスペレータ氏は次のようにコメントしている。
「『MotoGP世界選手権』の開催日程において、重要な3つのグランプリのキャンセルを発表することは大変悲しいです。ドイツGPは素晴らしい歴史を持つ真のユニークなトラックで開催され、キュミリングは、フィンランドで82年以来となるグランプリ復帰を迎えるエキサイティングな新しいサーキットです。そして、象徴的なTT・サーキット・アッセンは、49年にチャンピオンシップが始まって以来、中断されることなく、毎年グランプリを開催してきた名誉ある唯一の開催地です。ドルナを代表して、我々は状況の改善を待ち、全てのファンの理解と忍耐に感謝します。2021年にザクセンリンクとTT・サーキット・アッセンに戻れることを期待し、新設サーキットのキュミリングが来季グランプリデビューとなることを待ち望みます」とのコメントを発表。
また、この3戦のキャンセルに伴い、併催が予定されていたMotoE?ワールドカップ、ノーザン・タレント・カップ、レッドブル・MotoGPルーキーズ・カップ)のキャンセルも同時に発表された。
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