Moto3クラスのフリー走行1日目は午前中の1回目は雨でセッション開始がディレイし、55分遅れでスタート。1回目にトップに立ったのは、ニッコロ・アントネッリ(ホンダ)だった。午後の2回目は天候は回復したものの、ウエットパッチが多数残る中、セッションの進行と同時に路面コンディションが回復していく中で行なわれた。
2回目のセッションをリードしていたのはダニー・ケント(ホンダ)だったが、セッション終盤にアンドレア・ロカテッリ(ホンダ)がトップに立つ。しかし、マスブーは最後のアタックでファステストラップを記録してトップに立ち、初日総合でもトップとなった。
ロカテッリは2分29秒305で総合2番手。ケントは終盤までピットで待機、最後にコースに出たものの、タイムを更新することはできず、2分29秒843で総合3番手となった。総合4番手に2分30秒073でエフレン・バスケス(ホンダ)、総合5番手に2分30秒108でニッコロ・アントネッリ(ホンダ)、総合6番手に2分30秒379でホルヘ・マルティン(マヒンドラ)、総合7番手に2分30秒882でエネア・バスティアニーニ(ホンダ)、総合8番手に2分30秒882でズルファミ・カイルディン(KTM)、総合9番手に2分30秒912でイサック・ビニャーレス(ハスクバーナ)、総合10番手に2分31秒070でミゲール・オリベイラ(KTM)が続き、尾野 弘樹(ホンダ)は最後のアタックで2分31秒086のベストラップを記録して総合11番手で初日を終えた。ファビオ・クアルタラーロ(ホンダ)が2分31秒162で総合12番手に続き、鈴木 竜生(マヒンドラ)は1回目のセッション中に転倒を喫したものの、2回目は2分34秒640で総合33番手となった。