2015年ヤマハモータースポーツ活動計画発表会開催

2015/03/06

Photo/YAMAHA

　ヤマハ発動機が３月６日に東京都内の会場で『2015年ヤマハモータースポーツ活動計画』発表会を開催。ヤマハファクトリー･レーシングチームの吉川和多留監督とライダー中須賀克行、ヤマルブ･レーシングチームの難波恭司監督とライダー藤田拓哉、野左根航汰が顔をそろえた。

　木村隆昭副社長も出席したこの会では、国内におけるレース活動やアジア圏でのグローバルな人材育成プログラムの計画などが発表された。木村副社長は今年、国内チームを『ファクトリー』として位置づけ、「日本国内のレース活動は、アジア戦略や世界戦略の重要なベースとなる」と述べた。

　ヤマハが今年ユースチームの位置づけとして新設したヤマルブ･レーシングチームは、入門者向けのマシンであるYZF-R25やTZF-R3で腕を磨いたアジア人ライダーのステップアップの場になるという。これで入門クラス、日本国内で腕を磨くためのユースチーム、世界を目指すためのファクトリーチームと、道筋ができた。

　また、今年は鈴鹿８耐にもファクトリー体制で参戦することも発表。中須賀克行が前人未踏の４連覇を目指すマシン、新型YZF-R1も初公開された。

　中須賀は「ヤマハは今年創立60周年の節目を迎えて、気合いが入っている。僕も負けないように今年もチャンピオンを取ります！」と決意を語った。

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