MotoGP第1戦カタールGP MotoGPクラスプレビュー
2019/03/08
LCRホンダのカル・クロッチロウ(ホンダ)は、シーズンオフを昨年のオーストラリアGPで負ったケガの回復に専念。セパンテストでは総合6番手、カタールテストでは総合17番手。チームメイトの中上 貴晶(ホンダ)はテストでは好調で、セパンテスト、カタールテスト共に総合9番手とトップ10で終えており、2年目のシーズンの活躍に期待が高まる。
新チームのペトロナス・ヤマハSRTでは、昨年の新人王フランコ・モルビデリ(ヤマハ)がセパンテストで総合8番手、カタールテストで総合7番手と、順調にヤマハのマシンに適応。ルーキーのファビオ・クアルタラーロ(ヤマハ)はセパンテストは総合16番手に終わったが、カタールテストを総合2番手で終え、一躍注目を集めた。
プラマック・ドゥカティはジャック・ミラー(ドゥカティ)が継続。セパンテストでは総合3番手、カタールテストでは総合11番手。ルーキーの2018年Moto2チャンピオンのフランチェスコ・バニャーヤ(ドゥカティ)はセパンテストで総合2番手といきなり躍進。カタールテストでは総合13番手に止まったが、ルーキー勢のトップをねらう。
アビンディア・ドゥカティは昨年のシーズン後半をケガのため欠場したティト・ラバット(ドゥカティ)が復帰。セパンテストでは総合14番手、カタールテストでは総合16番手に終わったが、昨年、ドゥカティにマシンをスイッチして調子を上げただけに2年目の今年も期待が高まる。チームメイトはカレル・アブラハム(ドゥカティ)。アブラハムはセパンテスト総合20番手、カタールテスト総合21番手で終えた。
KTM・テック3はハフィス・シャリン(KTM)がセパンテスト、カタールテスト共23番手とマシンの乗り換えに苦戦気味。ルーキーのミゲール・オリベイラ(KTM)はセパンテスト19番手、カタールテスト20番手。チーム母体となるテック3のチーム力でどこまで巻き返せるかに注目が集まる。
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