チーム加賀山から2015年シーズンの体制が発表された。
チーム結成5年目を迎えたチーム加賀山は、アジアSS600に参入。しかもライダーは芳賀紀行を起用。さらに2台体制での参戦を予定しており、二人目のライダーは近日中に発表されるという。
芳賀はSBKで常にタイトル争いを展開していたが、シーズンフル参戦は2012年以来、3年ぶりとなる。「今年は新たな挑戦でアジアにフル参戦が決定。チーム加賀山も私もアジアは初めてで右も左も分からないが、長年世界戦で培った経験を活かしたい。600ccのバイクにまたがるのは人生で初めて。すべてが新鮮で今から楽しみ」と芳賀。
チーム加賀山は、アジアの新カテゴリーとなる、スズキ・アジアン・チャレンジの運営も担当。加賀山就臣は全日本最高峰クラスに参戦しながらジェネラル・マネージャーとして両プロジェクトを監修する。
また『Team KAGAYAMA若手ライダー育成プロジェクト』の第1期生として、全日本J-GP2に山元聖を起用。
さらに2013年はケビン・シュワンツを招致、2014年はドミニク・アガターの起用と驚愕のプロジェクトで2年連続表彰台を獲得してきた鈴鹿8耐にも参戦すると発表。今年はどんな仕掛けをするのか、注目が集まっている。
いずれにしても加賀山にとっては大忙しのシーズンとなることだけは間違いない。