MotoGP第3戦アメリカズGP Moto2決勝
2023/04/17
MotoGP第3戦アメリカズGP、Moto2クラスは、アメリカのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで快晴の中、気温19度、路面温度36度というコンディションで行なわれ、トニー・アルボリーノ(カレックス)との一騎打ちを制したペドロ・アコスタ(カレックス)が優勝した。
スタート直後は2番グリッドのアコスタ、5番グリッドのアロンソ・ロペス(ボスコスクロ)、7番手スタートのアロン・カネト(カレックス)、そして8番手スタートのアルボリーノによるトップ争いが展開される。6周目、優勝争いはロペス、アコスタ、アルボリーノの3台に絞られるが、ロペスは7周目にミスを犯し5位に後退。以降、優勝争いは3位以下を置き去りにしたアルボリーノとアコスタによる一騎打ちが展開される。お互い順位を入れ替えることなく、常に0.1秒差という僅差で周回を重ねる2台のバトルはファイナルラップまで続く。最終周のバックストレートエンドのブレーキング勝負を制したアコスタがそのまま順位を守り切り、トップでチェッカーを受けた。前戦同様、8番グリッドから優勝を狙っていたアルボリーノが惜しくも2位、3位には最終週のロペスとカネットのバトルの隙をついたボ・ベンスナイダー(カレックス) が自身初の表彰台を獲得している。
10番グリッドのジェレミー・アルコバ(カレックス) が4位、3番グリッドのフィリップ・サラッチ(カレックス) が5位、11番グリッドのフェルミン・アルゲール(ボスコスクーロ) が6位、レース序盤は優勝争いに加わっていたロペスは7位でフィニッシュしている。同じく序盤のトップ集団から脱落してしまったカネットは8位、ポールシッターのセレスティーノ・ビエッティ(カレックス) が9位、9番グリッドのマニュエル・ゴンザレス(カレックス) が10位。
15番グリッドのソムキャット・チャントラ(ホンダ)が11位、13番グリッドのアルベルト・アレナス(カレックス) が12位、サム・ロウズ(カレックス) が13位、14番グリッドのデニス・フォッジャ(カレックス) が14位、17グリッドで今季初レースとなった小椋藍(ホンダ) が15位に入り、ポイントを獲得、28番グリッドの南本宗一郎(カレックス) は23位で連続完走を果たしている。
第3戦アメリカズGP終了時点で、年間ポイントランキングは、61ポイント獲得のトニー・アルボリーノが1位、今大会優勝を果たしたアコスタが獲得ポイントを54まで伸ばし2位に浮上。41ポイントのアロン・カネト(カレックス)が3位となった。
第3戦アメリカズGP Moto2クラス決勝結果
1 ペドロ・アコスタ(カレックス)
2 トニー・アルボリーノ(カレックス)
3 ボ・ベンスナイダー(カレックス)
4 ジェレミー・アルコバ(カレックス)
5 フィリップ・サラッチ(カレックス)
6 フェルミン・アルゲール(ボスコスクーロ)
7 アロンソ・ロペス(ボスコスクーロ)
8 アロン・カネト(カレックス)
9 セレスティーノ・ビエッティ(カレックス)
10 マニュエル・ゴンザレス(カレックス)
11 ソムキャット・チャントラ(ホンダ)
12 アルベルト・アレナス(カレックス)
13 サム・ロウズ(カレックス)
14 デニス・フォッジャ(カレックス)
15 小椋藍(ホンダ)
16 ジョー・ロバーツ(カレックス)
17 ゾンダ・ファン・デン・グールベルク(カレックス)
18 ショーン・ディラン・ケーリー(カレックス)
19 ローリー・スキナー(カレックス)
20 ボルジャ・ゴメス(カレックス)
21 イサン・グエバラ(カレックス)
22 ダビド・サンチェス(MVアグスタ)
23 南本宗一郎(カレックス)
NCR セルジオ・ガルシア(カレックス) 7laps
NCR マルコス・ラミレス(MVアグスタ) 8laps
NCR バリー・バルタス(カレックス) 9laps
NCR ロレンツォ・ダラ・ポルタ(カレックス) 13laps
NCR ルーカス・トゥロビッチ(カレックス) -
NCR ジェイク・ディクソン(カレックス) -
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