K-max Racing、芳賀健輔と紀行兄弟でアジアへ
2017/03/08
K-maxは2017年FIMアジアロードレース選手権にK-max Racingとしてエントリーしたことを発表した。K-maxは元ヤマハファクトリーライダーの芳賀健輔が代表を務める名古屋のバイクショップ。芳賀健輔と芳賀紀行は幼いころからポケバイ、ミニバイクで活躍した後、ロードレースでも活躍、兄弟そろってヤマハのファクトリーライダーとして活躍した。
健輔は全日本スーパーバイク参戦中の1998年にテスト中のアクシデントでせきついを傷め、現役引退後、K-maxを立ち上げ、後進の育成に取り組んでいた。紀行は全日本、SBK(スーパーバイク世界選手権)でトップライダーとして活躍。世界選手権では通算43勝を誇る日本を代表するライダーで、2014年からはアジアロードレース選手権に参戦中。今季で同シリーズ参戦3年目となる。
チームはオール日本人で構成され、参戦1年目から上位を目指す。3月15日から16日にマレーシアで開催される公式テストに参加し、同じマレーシアで3月31日から4月2日に開催される開幕戦がデビュー戦となる。
「以前から紀行と一緒にやりたいと話しはしていましたが、彼の年令を考えても、今しかないとチームを作ることにしました。ヤマハをはじめ、多くの方からの支援もあり、決断することができました。2年前からアジア選手権に出向き、シリーズを見て来ましたが、レベルも高く、やりがいがあるシリーズです。1年目から上位をねらって行きます!」とチーム代表兼監督の芳賀健輔。
「いい体制で走れれば、まだまだやれる自信はありますが、年令を考えてもそう長くはベストでレースはできないと思い、兄とやることを決めました。兄も自分もファクトリーにいたヤマハを乗りますし、アジアも3年目となるので、優勝、そしてタイトルを目指し頑張ります」とライダーの芳賀紀行。
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