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全日本RR最終戦MFJ-GP スズキレーシングレポート 津田拓也、第2レースのポールポジション獲得! 2016シーズンランキング2位でフィニッシュ
2016/11/07

 2016全日本第9戦MFJ-GPが11月5日・6日に三重県鈴鹿サーキットで行われた。スズキ勢からは、JSB1000クラスにヨシムラスズキシェルアドバンスの津田拓也、MotoMap SUPPLYの今野由寛、そしてTeam KAGAYAMAはレギュラーライダーの加賀山就臣に加え、鈴鹿8耐を共に戦った清成龍一がスポット参戦。J-GP2クラスにはランキングトップを走るTeam KAGAYAMAの浦本修充、エスパルスドリームレーシングの生形秀之、ミクニ テリー&カリーの長尾健吾らが参戦した。例年、この最終戦は天候に恵まれず、寒さと雨の難しいレースになっていたが、今年は安定したコンディションでレーススケジュールを進めることができた。
 
今回は事前テストが行われなかったことから、通常より一日早い木曜日に特別スポーツ走行が設定され、全チームが走り出すこととなった。木曜日の走行では津田がただ一人2'06秒台へ入れてトップに立つ好調な走り出しを見せた。清成も2'07.880で4番手と、8耐以来の日本での走行ながら順調なスタートを切った。
 
金曜日は通常のART合同テストデーとなった。その1本目のセッション開始早々、清成がシケインで転倒。左鎖骨を骨折してしまい、レースへの出場はキャンセルとなってしまった。前日の走行が順調だっただけに、残念な出来事となった。この1回目の走行で津田は2'07.251で4番手、加賀山が2'08.325で8番手、今野は2'08.943で11番手となった。続く2回目のセッションで津田は2'06.884とタイムアップして3番手に、加賀山は2'08.439で8番手、今野は2'08.785で11番手となった。
 
今回のJSB1000クラスは2レースが行われ、しかも第1レースは8周という超スプリント設定とされている。対して第2レースは20周とロングディスタンス。予選はノックアウト方式とされ、最初の30分の走行によるQ1で上位10名のライダー選抜と第2レースのグリッドを決定。上位10名のライダーによるQ2で、第1レースのスターティンググリッドが決まる。Q1で津田が2'05.824をマークし、見事第2レースのポールポジションを獲得した。加賀山が2'07.993で10番手に入り、Q2へ進出したが、今野は2'08.091と目標の7秒台突入は果たせず、11番手で二つのレースをスタートすることになった。続くQ2で津田は2'06.288のタイムをマークし4番手、加賀山は2'07.444で9番手となった。
 
決勝日も綺麗に晴れ上がり、多少風はあるものの、良いコンディションの中で第1レースがスタートされた。3番手で1コーナーに入った津田は序盤、トップグループの中で前に出るチャンスをうかがったが、トップグループが安定して2'06秒台でラップするのに対し、早めに7秒から6秒へ入れられず、苦しい展開となった。ポジションも4周目まで3番手を維持していたが徐々に離されてしまい、結果的に4位でチェッカーとなった。加賀山は序盤、6番手の位置をキープしていたが、終盤に順位を落とし、最後に巻き返して7位、今野は12位でチェッカーとなった。
 
続く第2レースは加賀山が好スタートを切り、1周目を2番手で戻ってきた。しかしこのスパートが少しオーバーペースだったようで、最終コーナーを立ち上がったところで転倒。直後を走っていたマシンがこれを避けようとして転倒してしまい、赤旗中断となってしまった。仕切り直しされ、再スタート。津田は3番手で序盤からトップグループに加わったが、5周目のシケインで転倒。再スタートを切ることはできたが、トップグループから大きく離されてしまった。スペアマシンでレースに出た加賀山は思うようなライディングができず、我慢のレースを強いられて7位でチェッカー。再スタートした津田は9位、今野はコンスタントに走り切り、10位となった。
 
 
 
タイトル獲得を賭けて最終戦に臨んだJ-GP2クラスの浦本修充は、プレッシャーのかかる難しいレースを10位でゴール。見事シリーズチャンピオン獲得を果たした。生形は予選6番手からスタートして6位、長尾は予選14番手で決勝15位となった。
 
また今回のレースウイーク中、GPスクエア内スズキブースで新型GSX-R1000Rが展示され、多くのファンから熱い注目を浴びていた。特に今回展示された『R』タイプは初披露のため、大いなる注目を浴びていた。
 
 
ヨシムラスズキシェルアドバンス 津田 拓也(第1レース 4位、第2レース 9位、シリーズランキング2位)
「走り出し自体のペースはまずまずでしたが、ライバルに対してタイムの安定性という点では厳しいウイークとなりました。そのあたりが最後までうまく詰めることができず、無理をしていたわけではないのですが第2レースでは転倒につながってしまいました。厳しいシーズンでしたが、チームと様々なトライを重ね、ランキング2位で終われたことは成長の証であると思います。さらに成長を続け、来年は高いポテンシャルを秘める新型マシンが登場するので、とても楽しみです。」
 
ヨシムラスズキシェルアドバンス 加藤 陽平 監督
「2'05秒台へ入れることができ、また中須賀克行選手の連続ポールポジション獲得を津田選手が止めることができたのは、今シーズンここまでトライしてきたことが一つ結果につながったのかなと思います。ですがレースウイークを通じてタイムのアベレージ性という点では厳しく、それがレース結果に出てしまいました。ライダーの力、そして自分たちの力をしっかりと出すことを目標に昨年、今年と戦いました。今年はその目標を果たすことができ、ランキング2位になれたと思います。このチーム力で、来年登場する新型マシンをしっかりと仕上げ、タイトル獲得をねらっていきたいと思います。」
 
Team KAGAYAMA 加賀山 就臣(第1レース 7位、第2レース 7位、シリーズランキング8位)
「清成がケガをしてしまい残念なレースウイークの入りでしたが、チームとしては浦本がタイトル獲得を果たすという大きな仕事をしてくれ、嬉しい最終戦となりました。自分自身としては、現状のパッケージングの中でうまくまとまってきていたので、特に第2レースは序盤に前に出て良い形でレースを戦えそうな手応えがあったのですが、通常では転ばないようなところで転倒してしまいました。原因はまだ解明できていないのですが、メインカーを壊してしまい、TEAM GREENのライダーがその影響で転んでしまい、迷惑をかけてしまいました。お詫びしたいと思います。今年は表彰台に上れず、応援していただいている皆さんの期待に応えることのできないシーズンでした。でもまだまだ行けるという手応えはしっかりと感じていますので、来年こそは期待に応えられるレースができるよう頑張ります。今シーズンも応援、ありがとうございました。」
 
Team KAGAYAMA 斉藤 雅彦 監督
「マシン的にはうまくまとまってきていたので、特に第2レースはチャンスがあると思っていましたが転倒してしまい、そのためにメインカーでレースができなくなってしまいました。清成選手もいいフィーリングで初日に走れていたので、楽しみにしていたのですが残念でした。それでもチームとしては浦本選手がチャンピオンを獲ってくれたので、良いシーズンとなりました。」
 
MotoMap SUPPLY 今野 由寛(第1レース 12位、第2レース 10位、シリーズランキング7位)
「鈴鹿8耐に向けて序盤戦からマシンを仕上げ、そこからさらに後半戦で造り上げてきたバイクで2'08.091のタイムを出すことができました。本当は7秒台をねらっていて、出した8秒0もラインを外したラップだったので、ベストタイムを繋げると7秒前半くらいまでは到達していました。チームが大きく成長でき、それが結果に繋げられるようになった良いシーズンだったと思います。」
 
MotoMap SUPPLY 愛知 靖史 監督
「ここまで積み上げてきたものが、予選で出した2'08.091だったと思います。ここからさらに上を狙おうとすると、ライバルはすごく手強いのですが、今までの積み上げをさらに続け、成長していきたいと思います。」
 
Team KAGAYAMA 浦本 修充(J-GP2クラス 10位、シリーズランキング1位)
「分かってはいましたが、タイトル獲得というプレッシャーは手強かったです。レースではもう少しプッシュしたかったのですが、無理をして転んでしまってはすべてを失ってしまうので、手堅いレースをしてしまいました。そういう点を含め、まだまだ足りないところがたくさんあるので、さらに努力を続けたいと思います。チームスタッフ、スポンサーの皆さん、本当にたくさんの方に支えていただき、タイトル獲得が果たせました。ありがとうございます!」
 
スズキ

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